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7月20〜30日ごろ 土用の丑の日

7月20〜30日ごろ 土用の丑の日

土用とは立春・立夏・立秋・立冬の前の18日間を指しますが、立秋前の最も暑い夏の土用が有名です。その期間中の丑の日に夏ばて防止にウナギを食べる習慣は、江戸時代から続いているといいます。

記念日アニメ
7月20〜30日ごろ 土用の丑の日

うなぎの昔話
(日本の小話)

うなぎのかぎ賃

 ある、けちんぼうな男がおりました。
 まい日まい日、ごはんどきになると、うなぎ屋の前へでかけていっては、腹いっぱい、うなぎのにおいを吸い込み、そのまま家へとんで帰って、うなぎのにおいでごはんを食べるのでした。
 それに気がついたうなぎ屋の親父は、
「なんちゅうけちだ。よし、あのようなやつからは、においのかぎ賃を取ってやろう」
と、さっそく帳面につけておき、月末になると、かぎ賃を取りにやってまいりました。
 すると、けちんぼうな男。
「やい、おれはうなぎ屋に、借金をしたおぼえはないぞ」
「いえいえ、これは、うなぎのかば焼のかぎ賃でございます。えーと、しめて八百文(一文は30円ほど)ですな。においをかいで食べたつもりになっておりますので、こちらも、食わせたつもりで銭を取りにきました。」
 うなぎ屋がすましていうと、男はしかたなく、ふところから八百文取りだしました。
「へい、確かに八百文。ありがとうございました」
と、ニコニコ顔のうなぎ屋が受け取ろうとしたところ、男はそれを板の間へほうりだしました。
チャリーン。
 お金が、景気のいい音をたてると、男はうなぎ屋にいいました。
「においの代金は、音で払おう。それ、銭の音を聞いただろう。本当に銭を受け取ったつもりで、帰んな」
この勝負、うなぎ屋の負けでございます。

おしまい

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