10月11日 ウインクの日
10と11をそれぞれ時計方向に90度回し、並べるとウインクしているように見えます。この日の朝、目覚めたときに好きな相手の名前の文字数だけウインクをすると想いが通じるという、女子中学生の間ではやっていたおまじないが定着したといわれています。
記念日アニメ
目に関する昔話
(日本の小話)
いれ目
福娘童話集より
むかし、たいへん上手だと、ひょうばんの眼医者がおりました。
ある日、ちりょうにきた病人の目をみて、
「これは、かんたんな病気じゃ。目玉を取り出し、薬草の煮汁であらえば、すぐになおってしまう」
と、さじで、両方の目玉をくるりと取り出して、目玉を薬であらうと、えんがわで、かわかしておりました。
すると、空からトンビがまいおりてきて、あっというまに、目玉をさらっていってしまいました。
「これはたいへんじゃ」
眼医者はこまって、かわりに、庭でねていた犬の目玉をくりぬき、病人の目にはめこんでしまいました。
病人は、たちまち目がよくなり、
「なにもかも、よくみえるようになりました」
と、よろこんで帰りました。
ところが、二、三日して、この病人が医者のところにやってきて、こういいます。
「おかげさまで、目はよくみえるようになりました。ですが、おかしなことに、生ゴミがおいしそうにみえますし、客がくると、かみつきたくなって、こまります」
おしまい
他の記念日
鉄道安全確認の日
1874(明治7)年、新橋で日本初の鉄道事故が発生しました。
「リンゴの唄」の日
1945(昭和20)年、戦後初めて制作・公開された映画『そよかぜ』が封切られました。並木路子が歌う挿入歌「リンゴの唄」は戦後を象徴する大ヒットとなりました。
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