タージ・マハル
タージ・マハル
インド北部のアーグラにあるタージ・マハル。ムガル帝国皇帝の愛妃の墓廟(ぼびょう)として、1632年ごろから48年ごろにかけて約2万人を動員して建設された。巨大な白大理石造のドーム形建物はインド・イスラム様式で、外壁にはイスラム教の聖典コーランの教義がきざまれ、皇帝と妃の遺体が建物の地下室に安置されている。ドームの周りの四隅にミナレット(光塔)がたち、イスラム風の庭園が周囲をとりかこんでいる。