闘牛
闘牛
闘牛は、スペインでは国技とされている。現在のような形式でおこなわれるようになったのは18世紀以降といわれ、その勇気と技術により、闘牛士は社会的に尊敬されている。闘牛は、(1)バンデリリェロ(銛打ち:もりうち)が牛をケープであしらう、(2)マタドールが最初の突きを牛にあたえる、(3)ピカドール(馬にのった槍手)が槍の一撃をあたえる、(4)マタドール3人が順に突きをいれる、(5)バンデリリェロが飾りのついた銛をうちこむ、(6)主役のマタドールが短剣で弱った牛にとどめをさす、の順でおこなわれる。写真は、南部のヘレスデラフロンテラの闘牛場の1シーン。