ジョン・フルム運動
ジョン・フルム運動
バヌアツのサルファー湾で軍事訓練をするジョン・フルム運動のメンバー。ジョン・フルム運動は、1940年ころにニューヘブリディーズ(現バヌアツ)のタナ島で生まれた宗教で、いつの日かジョン・フルムという人物がやってきて、白人がもつ豊かな物資をとどけてくれ、キリスト教や白人支配からすくいだしてくれるというもので、メラネシアのカーゴ・カルトのひとつ。太平洋戦争中、島に進駐したアメリカ軍が豊富な物資をもたらしてから急速に広まった。