コロセウム

コロセウム


コロセウム(70〜80)は古代ローマ時代の円形闘技場で、ウェスパシアヌス帝によってたてられた。多層に重なったアーチ構造がとくに有名である。かつてネロ帝の巨像(コロスス)が近くにあったためにコロセウムとよばれているが、正式名称は「フラウィウス朝の円形闘技場」である。闘技場では、ライオンとキリスト教徒の格闘のほか、さまざまな見世物がくり広げられた。