チャド湖の塩の採掘

チャド湖の塩の採掘

チャド湖の塩の採掘
アフリカ中北部の国チャドの西部国境にチャド湖がある。ここでは、ナトロンと呼ばれる炭酸ナトリウムが採掘される。ナトロンは、せっけん、ガラス、薬品、紙の製造に使われる。この湖の半分以上はチャドに属しているが、残りの部分はナイジェリア、カメルーン、ニジェールにまたがっている。メガチャドと呼ばれた有史前のチャド湖は、現在の面積と深度の少なくとも 20 倍はあったといわれる。湖の深さは 10 年周期で変化をしている。この水草に覆われた湖は、「おぼれた大草原」 とも呼ばれてきた。