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ベルリンの宮殿

ベルリンの宮殿  ベルリンの宮殿

 統一ドイツの首都ベルリンとその西に位置するポツダムには、18〜19世紀にかけてプロイセン王国の歴代国王によって造られた宮殿と公園が残されている。なかでも啓蒙専制君主として名高いフリードリヒ2世は、プロイセン王国をヨーロッパ屈指の大国に押し上げた。彼はフランス啓蒙思想の影響を受け、ヴォルテールと親交を結ぶなど文化・芸術にも深い理解を示していた。1745年、フリードリヒ2世はポツダムに夏の離宮サンスーシ宮殿を建設した。サンスーシ宮殿は6段の階段状のブドウ棚庭園の最上段に建てられたロココ調の宮殿で、フリードリヒ2世は公務の合間に芸術家や文化人を招き、音楽会などのサロンを催した。そのほかにポツダムとベルリンには、建築家のカール・フリードリヒ・シンケル設計によるイタリアの別荘風のシャルロッテンホーフ宮殿、ポツダム会談が開催されたイギリス風のツェツィーリエンホーフ宮殿、プロイセン王室の美術工芸品を所蔵するシャルロッテンブルク宮殿など、歴代国王ゆかりの宮殿がプロイセン王国の栄華を今日に伝えている。

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