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セビーリャの大聖堂
フェリア(春祭り)には鮮やかなフラメンコ衣装の女性たちの踊りに酔いしれる街セビーリャ。
スペイン南部アンダルシア地方の中心都市セビーリャは、かつての栄光の面影を今に伝えている。
大航海時代の幕開けによって、大西洋航路に近いセビーリャに新大陸支配の拠点が置かれた。
スペイン人による新大陸支配の時代、新大陸で産出する金銀はすべてセビーリャに運ばれた。
セビーリャには巨万の富がもたらされ、富を背景に学問と芸術が華ひらいた。
13世紀のレコンキスタ(国土回復運動)によって、500年にわたるイスラム支配からセビーリャが奪回され、かつてのイスラムモスクはカソリックの大聖堂に造り替えられた。
その代表が、ゴシック様式によるスペイン最大のセビーリャの大聖堂である。
モスクの尖塔をそのまま残した「ヒラルダの塔」は大聖堂のシンボルとして親しまれている。
その他にも、イスラム様式を残したアルカサル(宮殿)、コロンブスの自筆文書や大航海時代の資料を所蔵するインディアス古文書館などがある。
世界遺産写真と位置図
世界遺産写真 位置図
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