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アテネのアクロポリス

アテネのアクロポリス  アテネのアクロポリス

 ヨーロッパ文明の発祥の地アテネ。古代ギリシアの都市国家アテネは、紀元前5世紀に最盛期を迎え、象徴となるアクロポリスには神殿、ディオニュソス劇場、ヘロデス・アティコス音楽堂などが造られた。アクロポリスとは、ギリシア語で「高い丘の上にある都市」という意味。その名の通りアテネを見下ろす小高い丘の上にアテネの守護神を奉ったパルテノン神殿、エレクティオン神殿、アテナ・ニケ神殿などが造られた。圧倒的な存在感のパルテノン神殿は、政治的指導者ペリクレスの命によって造られ、紀元前438年に完成した。東西30m、南北70mの床面に高さ18m、46本の円柱で造られている。白亜の重厚な大理石の円柱は、ドーリア式と呼ばれ、ローマのパンテオン、ロンドンの大英博物館などとともに後世の建築に大きな影響を与えた。パルテノン神殿の北にあるエレクティオン神殿は、対照的に優美なイオニア式で造られている。また、ヘロデス・アティコス音楽堂は修復され、現在でも野外音楽堂として利用されている。

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