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タージ・マハル
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世界遺産写真 位置図
世界遺産の説明
幻想的な姿でヤムナー川に佇むタージ・マハル廟は、世界中で最も美しいイスラム建築と言われている。
1526年、インドにイスラム王朝ムガール帝国が誕生し、それまでのヒンズー文化との融和を図りながらイスラム教国家を造り上げた。
ムガール帝国の第5代皇帝シャー・ジャハンは、37歳の若さで世を去ってしまった王妃ムムターズ・マハルのためにタージ・マハル廟を建設した。
建設のために世界中から2万人の職人が集められ、着工から20年の歳月を要した1654年に完成したタージ・マハル廟は、純白の大理石に埋め尽くされ、繊細な装飾が施された白亜の霊廟となった。
廟を取り囲むように4本のミナレットが立ち、東西には迎賓館とモスクが並んでいる。
シャー・ジャハンは、ヤムナー川の対岸に黒大理石の自身の廟を建設しようとしたが、国家財政の悪化によって叶わぬ夢に終わってしまった。
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