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古代都市チチェン・イツァ
世界遺産写真 位置図
世界遺産の説明
メキシコ南東部ユカタン半島の密林にマヤのイツァ族の遺跡、チチェン・イツァがある。
階段状のピラミッド、エル・カスティージョを中心に戦士の神殿、球技場、カラコルと呼ばれる天文台が立ち並び、春分の日の夕刻になると、エル・カスティージョの階段を雨の神の化身のヘビが這い下りる、と言われている。
これは春分と秋分の日に見られる太陽の光を利用した影の悪戯なのだが、このことからマヤ族が高い天文学の知識を持っていたことがわかる。
チチェン・イツァは10〜13世紀にかけて栄えた「マヤ・トルテカ文化」を代表する遺跡である。
高度な天文学の知識と建築技術を持つ反面、神に生け贄の人身御供を捧げるなど、血なまぐさい儀式も行なわれた。
戦士の神殿のチャックモールの像は、腹部の皿の上に生け贄の心臓をのせ、神に捧げたものと言われている。
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