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カナイマ国立公園
世界遺産写真 位置図
世界遺産の説明
英国の作家アーサー・コナン・ドイルの小説「ロスト・ワールド(失われた世界)」の舞台として知られるカナイマ国立公園(ギアナ高地)には、絶滅したはずの恐竜がいるのではないか、と思わせるような壮大で神秘的な世界が広がっている。
ベネズエラ南東部、ガイアナ、ブラジルとの国境附近に、標高2000mを超えるテーブル・マウンテンが100以上もあり、この特異な国立公園を形成している。
17億年前という地球上で最も古い地質のテーブル・マウンテン山頂部は、浸食によって深く切れ込んでいて、複雑な迷路のようになっている。
この下界から完全に隔離された台地の上には、長い時間をかけて独自の進化を遂げた生命が数多く存在しており、ラン、食虫植物など確認されている約800種の植物の80%近くが固有種と言われている。
また、アウヤン・テプイ山(標高2560m)には、世界一の落差(約1000m)を誇るアンヘルの滝がある。
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