ウェストミンスター寺院

 
　
　　　　　世界遺産写真　　　　　　　　　　　　　　　　　　位置図

世界遺産の説明

　ロンドンにあるゴシック様式の教会。
　正式名称はセント・ピーター教会。
　イギリス王室が公式行事につかう教会で、古くから王や廷臣にまつわる多くの伝承をつたえている。
　11〜19世紀に改築がくりかえされ、現在は教会堂といくつかの礼拝堂、回廊、参事会会議場、双塔からなる。
　もともとロマネスク様式の教会がたっていた場所に、1050年からエドワード懺悔王が新しい教会の建築をはじめ、その後1245年から開始された改築工事で、今日のような盛期ゴシック様式に変更された。
　31mもの高さがある身廊にはフランス・ゴシック建築の影響がみられ、ヘンリー7世の礼拝堂にはうつくしいゴシック様式のファン(扇状)・ボールトがある。