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厳島神社の大鳥居
世界遺産写真
世界遺産の説明
国の重要文化財でもある宮島・厳島神社の大鳥居の西側の主柱には、実は佐賀郡大和町池上の高岸家の庭先に繁茂していた推定樹齢2000年の大楠が使われています。
昭和26年、鳥居の改修工事が行われることになり、巨木の良材を探し求めていた厳島神社が佐賀の高岸家にある巨木に着目し、奉納してもらったそうです。
楠があまりにも立派なものであったため(切り出した時点で根張・約3.6m)、交差点で曲がることができず、角の家の角柱を切って道を通したり、川を渡るために設けた仮設の橋が、楠の重さに耐えきれず、崩れる寸前のところで渡りきったりと、佐賀から広島までの道中には肝を冷やすような場面がたびたびあったそうです。
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