尾形光琳「燕子花図屏風」
国宝写真
国宝の説明
六曲一双屏風(各縦1.5m、横3.6m)の大画面に、群生するカキツバタ(燕子花)を大胆に描ききった、尾形光琳の力みなぎる代表作(写真は左隻)。 金箔地(きんぱくじ)に群青と緑青(ろくしょう)2色という最小限の洗練された色づかいにも、光琳ならではのセンスがひかる。 1701〜04年(元禄14〜17)ごろの作と推定されている。