七支刀
国宝写真
国宝の説明
石上神宮に「六叉の鉾(ろくさのほこ)」の名で伝世されてきた鉄剣。 全長74.9cmで、表裏に金象嵌(きんぞうがん)の文字が61ある。 表の銘文冒頭に「泰和四年」とあり、これは中国・東晋の太和4年(369年)とされる。 「日本書紀」に、神功皇后(じんぐうこうごう)が朝鮮・百済(くだら)から献上されたとしるす「七枝刀(ななつさやのたち)」にあたると考えられている。 この写真は裏からみた七支刀。 神宝で一般公開はされていない。