古今和歌集・元永本
国宝写真
国宝の説明
「古今和歌集」の元永本は、仮名序と20巻すべてがそろう最古の写本。 表は染紙に型文様、裏側は写真の「序」の部分にもみられるように、金銀の切箔、野毛、砂子を撒(ま)いた華麗なもの。 書は三蹟のひとり藤原行成の曽孫である定実の筆と推定されている。 12世紀。