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出雲大社本殿
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国宝写真
国宝の説明
簸川(ひかわ)郡大社町にある出雲大社は、日本最古の神社のひとつで社格は伊勢神宮についで高く、歴代朝廷の尊敬もあつかった。
本殿は正面と奥行き方向に柱間2つずつの正方形の平面をもち、切妻造、妻入りの代表的な大社造である。
高床造の単純な構造は、古代神社建築の形式を純粋につたえていると思われる。
現在の本殿は1744年(延享元)に遷宮がおこなわれたときのもので、総高24mだが、古くはもっと大きかったといい、その規模は東大寺の大仏殿(世界最大の木造建築物)、平城宮の大極殿とならび称された。
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