イタリアの首都ローマ市内にあるローマ教皇を元首とする国家。正式国名はバチカン市国。国連での名称は聖座The Holy See。1929年2月、イタリア政府とのラテラノ協定によって成立した。主要言語はイタリア語で、教皇庁の公用語はラテン語。世界最小の国で、面積は0.44km2。住民のほとんどが聖職者で、人口は850人(1997年推計)。

観光名所

サン・ピエトロ大聖堂
バチカンのサン・ピエトロ大聖堂は、教皇ユリウス2世の委嘱をうけた建築家のブラマンテが設計した。しかし完成をまたずにブラマンテが没したため、1546年にミケランジェロが主任建築家に任命された。大ドームの画期的なデザインは、その後300年にわたってドームのデザインと構造に影響をあたえた。