アイルランド　Ireland

　ヨーロッパ大陸の北西、北大西洋上のアイルランド島にある共和国。
　正式国名はアイルランドですが、アイルランド語ではエーレ。
　島の6分の5を占め、同島北東部アルスター地方の一部は、イギリスに属する北アイルランドとなっている。

　国旗について
(国旗、位置図、国旗の由来)

 

　　　　　　　　　国旗　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　位置図

国旗の由来
　 フランス国旗をお手本とし、緑色はアイルランドとカトリックを、オレンジ色はイギリスとプロテスタントを、白は両者の和解を表しています。

　基礎データー
(首都、面積、人口、言語・通貨・日本からの移動)

首都　ダブリン。
面積　7万273km2。日本の19%
人口　388万3159人(2002年推計)。
言語　ゲール語（アイルランド語）、英語
通貨　ユーロ

日本からの移動
成田〜ダブリン
移動時間 １４時間５５分

　国花と国鳥

国花
シャムロック →　クローバーの一種
　クローバーには、聖パトリックが三位一体の教義を説明するのにもちいたという伝説があり、アイルランドの国章でもある。
　アイルランドでは、昔からクローバーが幸運のシンボルとされてきた。毎年3月17日の聖パトリックの日にはクローバー、またはこの植物の模様を身につけて祝うのがならわしである。
　だが現在では、聖パトリックが説教につかったのはコメツブウマゴヤシだったという説が有力である。

写真はクローバー

国鳥
ミヤコドリ
　日本では数少ない冬鳥または旅鳥だが、国外ではヨーロッパ北部や中央アジア、アジア北東部で繁殖し、アフリカやインド、中国南部で越冬する。
　白黒の体羽、赤く長い嘴をもち、足は比較的短い。
　嘴の先端はナイフのように垂直方向に平らで、貝をこじあけたりするのに適している。

ミヤコドリの写真

　観光名所

ダブリン城
　首都ダブリンのリフィー川南岸の旧市街、市庁舎に隣接してたつ。ダブリン城は13世紀初めにつくられ、その後、何度もつくりなおされた。
　イギリスの植民地時代には総督府がおかれていたが、現在は主として祭典の会場としてつかわれ、アイルランド大統領の就任式もここで挙行されている。

ダブリン城の写真

　登録された世界遺産
世界遺産巡りより

・ ボイン渓谷の遺跡群
・ スケリッグ・マイケル

　この国に伝わる有名な昔話
福娘童話集より

 オー・ツール王とガチョウ
・王さまのガチョウをすくってくれた、ふしぎな若者。

不思議な五人の小人
・悪い小人たちが、お姫さまをさらってしまいましたが。