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キプロス Cyprus
ヨーロッパ南東部、地中海の東端に位置する共和国。
正式国名はキプロス共和国。
シチリア島、サルデーニャ島につぐ地中海第3の島、キプロス島を領土とする国。
ギリシャ語のキプロスに対しトルコ語ではクブルスとよぶ。
ギリシャ系住民とトルコ系住民の対立に端を発して、1974年以来、全島の約38%にあたる北部地区はトルコ軍の占領下にあり、83年11月に北キプロス・トルコ共和国を宣言して分断状態がつづいている。
島の東西は最長で約225km、同じく南北約97kmで、面積は9251km2。
国旗について
(国旗、位置図、国旗の由来)
国旗 位置図
国旗の由来
島の形とオリーブの枝がデザインされた国旗で、二本のオリーブは、それぞれ国民の80%を占めるギリシャ系と20%のトルコ系住民の協力への願いが込められています。
基礎データー
(首都、面積、人口、言語・通貨・日本からの移動)
ニコシア
9251km2
76万7314人(2002年推計。トルコ系地区をふくむ)
ギリシャ語、トルコ語、英語
キプロスポンド
成田〜ロンドン(イギリス)〜ニコシア
移動時間 17時間25分
国花と国鳥
国花
オリーブ
オリーブ Olive 果実が重要な食用となるモクセイ科の常緑高木。
地中海地方東部原産だが、現在は地中海地方全域、地中海性気候をしめす世界じゅうの地域でひろく栽培されている。
日本では瀬戸内海の小豆島での栽培が知られている。
栽培の目的である果実からは食用油(オリーブ油)がとれ、果実自体もピクルスとして食用となる。
収穫直後の熟したオリーブの果実は20%が油で、ここからとれるオリーブ油は料理や缶詰、マヨネーズ、サラダドレッシングなどの製造に、また食卓用にも利用される。
食用とする果実は熟す以前、もしくは熟したものを収穫する。
熟していないオリーブは緑色でピクルスにしても色はかわらない。
熟したオリーブは濃青色で、ピクルスにすると黒みが増す。
オリーブの種子をとりのぞき、そのあとの空洞にアマトウガラシなどの香辛料をつめる。
栽培用オリーブの木部はかたく、模様がはいっており、家具製作に最適である。
オリーブの写真
特になし
の写真
登録された世界遺産
世界遺産巡りより
・ パフォス
・ トロードス地方の壁画教会群
・ キロキティア
この国に伝わる有名な昔話
福娘童話集より
特になし
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