キューバ　Cuba

　カリブ海北西部にある共和国。
　正式国名はキューバ共和国。
　本土のキューバ島は西インド諸島最大の島で、アメリカ合衆国のフロリダ半島の南、メキシコのユカタン半島の東に位置する。
　南西にうかぶラフベントゥ島(旧ピノス島)をはじめ周辺の小島をふくむ。
　メキシコ湾への2つの入り口、フロリダ海峡とユカタン海峡をおさえる要衝にある。
　東は北大西洋とカリブ海をむすぶウィンドワード海峡によって、イスパニョーラ島(ハイチとドミニカ共和国)とへだてられている。
　南東部のグアンタナモ湾にアメリカの海軍基地がある。

　国旗について
(国旗、位置図、国旗の由来)

♪国歌を聞く

 

　　　　　　　　　国旗　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　位置図

国旗の由来
　国旗の三角形は自由、平等、博愛を、赤は独立戦争で流された血の色を、白い２本の帯は独立の精神を、３本の青い帯は当時の３つの行政区を表しています。

　基礎データー
(首都、面積、人口、言語・通貨・日本からの移動)

首都　ハバナ
面積　11万4525km2
人口　1122万4321人(2002年推計)
言語　スペイン語
通貨　ペソ

日本からの移動
成田〜パリ（フランス）〜ハバナ
移動時間 ２３時間３０分

　国花と国鳥

国花
　マリポサ

国鳥
　キューバキヌバネドリ
　キヌバネドリ(絹羽鳥)　Trogon　華麗な羽毛が目をひく約39種の鳥の総称。
　世界じゅうの熱帯域に生息するが、数が多く、多様な種がみられるのは南北アメリカ大陸で、4属25種がすんでいる。
　アフリカには3種、アジア南部とマレー諸島には11種が生息する。
　短い幅広の嘴(くちばし)は、ふちがぎざぎざで、口は大きくひらく。足は小さく貧弱。あしゆび(趾)は2本ずつむきあう対趾足(たいしそく)だが、ふつう第1趾と第4趾が後ろをむくところを、この鳥の仲間は第1趾と第2趾が後ろをむくという独特の構造になっている。
　翼は短く、先がややとがっている。
　尾羽は長く幅がひろいが、長い上尾筒が上に突出していることが多い。
　羽毛はやわらかく、きめ細かな皮膚にふんわりとはえている。

キューバキヌバネドリの写真

　観光名所

モロ要塞
　モロ要塞から、ハバナ湾のむこうにハバナ市街をのぞむ。
　この要塞は16世紀につくられたもので、スペイン海軍の拠点のひとつであった。

モロ要塞の写真

　登録された世界遺産
世界遺産巡りより

・ オールド・ハバナとその要塞群 →　詳細(写真付き)
・ トリニダードとロス・インヘニオス渓谷
・ サンティアゴ・デ・クーバのサン・ペドロ・デ・ラ・ロカ城
・ グランマ号上陸記念国立公園
・ ビニャーレス渓谷 →　詳細(写真付き)
・ キューバ南東部のコーヒー農園発祥地の景観
・ アレハンドロ・デ・フンボルト国立公園

　この国に伝わる有名な昔話
福娘童話集より

 はたらくことをおぼえた人間
・人間がはたらくことになった、その理由とは？