コモロ　Comoros

　インド洋西部、アフリカ大陸とマダガスカル島の間のモザンビーク海峡の北口にある共和国。
　正式国名はコモロ連合。
　おもな島はンジャジジャ(グランドコモロ)、ムワリ(モヘリ)、ンズワニ(アンジュアン)の3島である。
　その南東にあるマイヨット島(マホレ島)はフランスの保護領だが、政府はその領有を主張している。
　マイヨット島をのぞく共和国の総面積は1862km2。

　国旗について
(国旗、位置図、国旗の由来)

 

　　　　　　　　　国旗　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　位置図

国旗の由来
　三日月はイスラム教のシンボルで、４つの星は自国の４つの島を表しています。

　基礎データー
(首都、面積、人口、言語・通貨・日本からの移動)

首都　モロニ
面積　1862km2
人口　61万4382人(2002年推計)
言語　フランス語、アラビア語、コモロ語
通貨　コモロフラン

日本からの移動
成田〜パリ（フランス）〜ヨハネスバーグ（南アフリカ）〜マプト（モザンビーク）〜（海路）〜モロニ
移動時間 ２４時間１０分（海路を除く）

　国花と国鳥

国花
バニラ
　バニラ　Vanilla　アメリカの熱帯地域原産のラン科の蔓(つる)性植物。
　茎の節から太い気根をだして他物にからみつく。
　葉は多肉質で光沢がある。
　かぐわしくみずみずしい花がたくさん咲くが、色はさえない。
　香料のバニラを抽出する栽培種の果実の莢(さや)は、長さ15〜23cm。
　マダガスカルが主産地で世界の8割を占める。
　アイスクリームやチョコレートなどの香味料にかかせない。
　また、果実は昔から薬用にもつかわれ、熱病、ヒステリー、生理不順などにきくとされる。

バニラ　Vanillaの写真

国鳥
特になし

　観光名所

モロニ沖の漁船
　コモロの主島、ンジャジジャ島(グランドコモロ)南西部の海岸低地に首都モロニの市街が広がる。
　背後の森林地帯からは木材が産出され、沖合では小さな漁船による漁業がおこなわれている。
　コモロ諸島沖の水域は、絶滅したと考えられていた「生きている化石」シーラカンスの生息域である。

モロニ沖の漁船の写真

　登録された世界遺産
世界遺産巡りより

・特になし

　この国に伝わる有名な昔話
福娘童話集より

・特になし