トリニダード・トバゴ　Trinidad and Tobago

　カリブ海、西インド諸島の南東端に位置する共和国。
　正式国名はトリニダード・トバゴ共和国で、イギリス連邦に加盟する。
　ベネズエラ沖のトリニダード島、トバゴ島およびそれに付随する小島からなる。
　トリニダード島はオリノコ川の河口の北の沖合11kmに位置し、南アメリカ大陸の海岸とはパリア湾でへだてられる。
　トバゴ島はトリニダード島の北東32km。
　トリニダード島の面積は4828km2、トバゴ島の面積は300km2、国土の総面積は5128km2。

　国旗について
(国旗、位置図、国旗の由来)

 

　　　　　　　　　国旗　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　位置図

国旗の由来
　赤は国と国民の力、太陽の恵みを表しています。
　斜めの黒い帯は国民の団結と国の豊かさを、２本の白い腺は２つの島を表しています。

　基礎データー
(首都、面積、人口、言語・通貨・日本からの移動)

首都　ポートオブスペイン
面積　5128km2
人口　116万3724人(2002年推計)
言語　英語
通貨　トリニダード・トバゴドル

日本からの移動
成田〜ニューヨーク(アメリカ)〜ポートオブスペイン
移動時間 １７時間

　国花と国鳥

国花
コクリコ　→　ヒナゲシ
　ヒナゲシ
　ヨーロッパ中部が原産地のヒナゲシは、フランスではその赤い色がオンドリのとさかを連想させるため、オンドリの鳴き声「ココリコ(cocorico)」が変化してコクリコ(coquerico)とよばれる。
　日本へは江戸時代に渡来し、歴史上の三大美女のひとりといわれる中国の項羽の寵姫(ちょうき)、虞美人(ぐびじん)にちなんでグビジンソウ(虞美人草)の名もある。
　ヨーロッパにおいて、かつては花が鎮静効果がある成分をふくむため、薬草がわりにもちいられた。
　種子も料理に使われていた。

ヒナゲシの写真。

国鳥
ヘリコニア

　観光名所

トリニダード島東部にあるギナ・モスク
　トリニダード島東部のセント・ジョゼフ近郊にあるギナ・モスク。トリニダード・トバゴでは、住民の6%がイスラム教徒である。
　1845〜1917年、プランテーションの労働力不足をおぎなうため、多数のイスラム教徒およびヒンドゥー教徒のインド人が、イギリス人によって奴隷としてつれてこられた。

トリニダード島東部にあるギナ・モスクの写真。

　登録された世界遺産
世界遺産巡りより

・特になし

　この国に伝わる有名な昔話
福娘童話集より

 ヤギとライオン
・ライオンが逃げ出す、ヤギの歌った歌とはどんな歌？