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ハイチ Haiti
カリブ海にうかぶ西インド諸島のひとつ、イスパニョーラ島の西側3分の1を占める共和国。
正式国名はハイチ共和国。
イスパニョーラ島の東側を占めるドミニカ共和国と国境を接する。
ハイチはラテンアメリカで最初の独立国として知られる。
面積は2万7750km2。
人口は706万3722人(2002年推計)。
首都はポルトープランスで、同国最大の都市。
国旗について
(国旗、位置図、国旗の由来)
♪国歌を聞く
国旗 位置図
国旗の由来
中央のヤシの木の上に「自由の帽子」をかぶせ、太鼓、ラッパ、大砲が描かれた紋章が入っています。
基礎データー
(首都、面積、人口、言語・通貨・日本からの移動)
ポルトープランス
2万7750km2
706万3722人(2002年推計)
フランス語、クレオール語
グールド
成田〜シカゴ(アメリカ)〜マイアミ(アメリカ)〜ポルトープランス
移動時間 16時間30分
国花と国鳥
国花
ダイオウヤシ
ヤシ(椰子) Palm 熱帯にひろく分布する単子葉植物ヤシ科の総称。
食物、繊維、油がとれること、さらに観賞植物としての用途から経済的にひじょうに重要な植物である。
ヤシ科には約220属2600種がふくまれる。
単子葉植物のうち、イネ科、ユリ科、ラン科についで4番目に大きな科である。
生育したヤシの形は特徴的で、枝のない1本の幹の頂上に扇または羽に似た葉の房がつく。
花は大きな苞につつまれ、幹の根元には太い根があつまり、からまっている。
ヤシの幹は、ほかの単子葉植物の幹と同様、2次成長をおこなわない。
そのため双子葉植物のように、樹齢がふえても幹は太くならない。
かわりに生育する頂端部が芽生えの時期から大きな塊を形成し、幹が成長する間、その太さをたもつ。
維管束組織の束は幹全体にひろがっている。
葉は大きいものが多く、同時に数枚が茎の先端についている。
葉の付け根には大きな葉鞘(ようしょう)があり、葉がおちたのちの茎に半円形の傷がのこることもある。
葉身には扇だたみとよばれる独特のひだがついている。
花はふつうひとつひとつは目だたないが、大量にかたまってさくことが多く、25万個もの花が集合したものもある。
花の各部は3の倍数で、3個の萼片(がくへん)、3枚の花弁(内側の輪生)、6個の雄蕊(おしべ)がある。
雌蕊(めしべ)はふつう3つの独立または合着した心皮(卵細胞を生じる構造)からなり、種子1個の果実になる。
果実は、種子が肉質でおおわれた液果、あるいは石質の層をもつ種子が肉質でおおわれた核果のいずれかである。
写真はココヤシ
ヒスパニオラキヌバネドリ
キヌバネドリ(絹羽鳥) Trogon 華麗な羽毛が目をひく約39種の鳥の総称。
世界じゅうの熱帯域に生息するが、数が多く、多様な種がみられるのは南北アメリカ大陸で、4属25種がすんでいる。
アフリカには3種、アジア南部とマレー諸島には11種が生息する。
短い幅広の嘴(くちばし)は、ふちがぎざぎざで、口は大きくひらく。
足は小さく貧弱。あしゆび(趾)は2本ずつむきあう対趾足(たいしそく)だが、ふつう第1趾と第4趾が後ろをむくところを、この鳥の仲間は第1趾と第2趾が後ろをむくという独特の構造になっている。
翼は短く、先がややとがっている。尾羽は長く幅がひろいが、長い上尾筒が上に突出していることが多い。
羽毛はやわらかく、きめ細かな皮膚にふんわりとはえている。
現地ではケツァールとよばれるカザリキヌバネドリは中央アメリカに生息し、コロンブス遠征以前のこの地域の先住民族の神話に登場する。
キヌバネドリの写真
登録された世界遺産
世界遺産巡りより
・ 国立歴史公園-シタデル、サン・スーシ、ラミエ
・ パナマのカリブ海沿岸の要塞群:ポルトベロとサン・ロレンソ
・ ダリエン国立公園
・ パナマ・ビエホ古代遺跡とパナマの歴史地区
この国に伝わる有名な昔話
福娘童話集より
・特になし
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