世界60秒巡り > ハ行の国々> パキスタン
パキスタン Pakistan
南アジア、インド亜大陸北西部に位置する共和国。
正式国名はパキスタン・イスラム共和国で、イギリス連邦に加盟する。
西はイランと、北部と北西部ではアフガニスタンと国境を接し、北東部はカシミールにつながる。
東部と南東部はインドと接し、南はアラビア海に面する。
カシミールの帰属についてインドと対立している。
1947年8月にイギリス領インドから分離、独立した当時、インドをはさんで東・西パキスタンからなる国家だったが、71年12月、東パキスタンがバングラデシュとして独立した。
面積は79万6095km2(パキスタン支配下のアザドゥ・カシミール地域をのぞく)。
人口は1億5069万4740人(2003年推計)。
首都はイスラマバード、最大の都市はカラチ。
国旗について
(国旗、位置図、国旗の由来)
♪国歌を聞く
国旗 位置図
国旗の由来
緑はイスラムの聖なる色で、白は平和を、月は発展を、星は知識を表しています。
基礎データー
(首都、面積、人口、言語・通貨・日本からの移動)
イスラマバード
79万6095km2
1億5069万4740人(2003年推計)
ウルドゥ語、パンジャブ語、シンド語
パキスタンルピー
成田〜イスラマパード
移動時間 11時間
国花と国鳥
国花
ジャスミン
ジャスミン Jasmine おもにユーラシアの熱帯地域に自生するモクセイ科ソケイ属の低木と蔓植物類。
世界に約450種が分布するが、日本に野生種はない。
花は細い筒部の上が水平にひらいた高坏(たかつき)状花冠で、5〜8個にわれた萼(がく)と5〜8個の花冠、2個の雄蕊(おしべ)、1個の雌蕊(めしべ)がある。
果実は浅い切れ込みが2つあって液汁が多い。
代表的な種であるソケイは南アジア原産で、高くよじのぼり、羽状の葉と芳香のある白い花をつける。
オオバナソケイはインドネシア原産の株立ちの低木で、ピンクの斑点のある白い花をつける。
マツリカはインド原産で、白い花をつけるよじのぼり植物である。
これら3種の花から、香油のエッセンスとなるジャスミン油がとれる。
中国や台湾でつくられるジャスミン茶は、マツリカの花を早朝につんで乾燥させたものがつかわれる。
日本ではソケイ、キソケイ、ウンナンソケイ、オオバナソケイ、オウバイなどが庭や公園などに植えられている。
また盆栽、花材にもつかわれる。
ジャスミンの写真
イワシャコ
イワシャコ → ヤマウズラ(山鶉) Partridge
キジ科ヤマウズラ属に属する鳥の総称。
どの種もずんぐりした体に短い尾羽、種子をつまむのに適した短い嘴(くちばし)がある。
まるい翼と強健な胸筋をもち、敵にであうと急にとびたってにげる。
しかし、とべる距離は短く、はしるほうが得意である。
ヤマウズラの写真
登録された世界遺産
世界遺産巡りより
・ モヘンジョダロの遺跡群 → 詳細(写真付き)
・ タキシラ
・ タフテ・バヒーの仏教遺跡群とサライ・バロールの近隣都市遺跡群
・ タッターの文化財
・ ラホールの城塞とシャーリマール庭園 → 詳細(写真付き)[危機遺産]
・ ロータス城塞
この国に伝わる有名な昔話
福娘童話集より
・特になし
|