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バチカン Vatican City
イタリアの首都ローマ市内にあるローマ教皇を元首とする国家。
正式国名はバチカン市国。国連での名称は聖座The Holy See。1929年2月、イタリア政府とのラテラノ協定によって成立した。
主要言語はイタリア語で、教皇庁の公用語はラテン語。
世界最小の国で、面積は0.44km2。
住民のほとんどが聖職者で、人口は850人(1997年推計)。
国旗について
(国旗、位置図、国旗の由来)
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国旗 位置図
国旗の由来
国旗に描かれている鍵は、聖書の一節に由来し、「ペテロの鍵」と呼ばれています。
法王の冠の3つの輪は現世、天国、地獄を表しています。
基礎データー
(首都、面積、人口、言語・通貨・日本からの移動)
バチカン
0.44km2 世界最小の国
850人(1997年推計)
イタリア語、ラテン語、フランス語
ユーロ
成田〜ローマ(イタリア)〜陸路〜バチカン
移動時間 12時間40分
国花と国鳥
国花
マドンナリリー
マドンナリリー → ユリ(百合) Lily
夏の山野でひときわ大きな花をつけ、芳香をはなつユリ科ユリ属の多年草の総称。
世界に約100種が知られ、そのうち十数種が日本に分布する。
ユリ科にはうつくしい花をもつものがたくさんあるが、なかでもユリ属の花は観賞価値が高い。
ユリ属は野生種のユリの美しさが、ほかの観賞用の花をしのぐほどであったことから、かえって品種改良の歴史が浅いといわれている。
19世紀に東洋から白いユリがつたわる前にヨーロッパで知られていた白ユリは、マドンナ・リリーのみであった。
そのため、19世紀以前は白ユリといえば、すべてこの種のことをさしていた。
ユリは古くから知られており、ギリシャ神話にも記載がある。
キリスト教では白ユリを聖母マリアの純潔、無垢(むく)、処女性の象徴とする。
フラ・アンジェリコやレオナルド・ダ・ビンチに代表される「受胎告知」の絵にも、ほとんどの場合ユリがえがかれている。
聖花としてクリスマスや結婚式につかわれ、フランスのブルボン家の紋章にもなっている。
マドンナリリーの写真
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特になし
登録された世界遺産
世界遺産巡りより
・ バチカン市国 → 詳細(写真付き)
この国に伝わる有名な昔話
福娘童話集より
・特になし
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