パプアニューギニア　Papua New Guinea

　西太平洋にある立憲君主国。
　正式国名はパプアニューギニアで、イギリス連邦に加盟している。
　オーストラリア北方の赤道付近に位置する。
　本島とよばれるニューギニア島の東半分と、ビスマーク諸島、ルイジアード諸島、トロブリアンド諸島、ダントルカストー諸島、ウッドラーク島、ブーゲンビル島、ブカ島など1万余りの島々からなり、西はインドネシアのパプア(旧、イリアンジャヤ)に接する。
　総面積は46万2840km2。
　人口は517万2033人(2002年推計)。
　首都はポートモレスビー。

　国旗について
(国旗、位置図、国旗の由来)

♪国歌を聞く

 

　　　　　　　　　国旗　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　位置図

国旗の由来
　赤は太陽を、黒は国民を表し、黄色のフウチョウは国鳥で、幸福、親善の象徴として国民に親しまれています。
　白い五つの星は南十字星です。

　基礎データー
(首都、面積、人口、言語・通貨・日本からの移動)

首都　ポートモレスビー
面積　46万2840km2
人口　517万2033人(2002年推計)
言語　英語、ピジン語、モツ語
通貨　キナ

日本からの移動
成田〜ポートモレスピー
移動時間 ６時間３０分

　国花と国鳥

国花
ラン
　ラン(蘭)　Orchid　単子葉植物ラン科の総称。
　南極地域とユーラシアのもっとも乾燥した砂漠地帯をのぞき世界じゅうに分布する。
　熱帯地方の属と種はひじょうに多様でよくわかっていない。
　そのうえ複雑な科であるため、種の数は1万5000〜2万5000、属の数は400〜800と分類法により開きがある。

ランの写真

国鳥
フウチョウ
　ゴクラクチョウ(極楽鳥)　Bird of Paradise　
　オスの羽の美しさで知られるフウチョウ科の鳥約40種の総称。
　和名ではフウチョウともよばれる。
　ニューギニアとその周辺の島にほとんどがすむが、オーストラリア東部にも4種が分布する。
　くすんだ羽色によって天敵からまもられているメスと幼鳥は、小さな群れをつくる。めだつ羽色のオスは単独でくらすことが多いが、繁殖期にはあつまって手のこんだ求愛ディスプレーを集団的におこなう。
　雑食性で、おもに果物や昆虫、カタツムリなどを食べる。
　オスの羽毛の需要が高いため、一部の種は絶滅の危機にある。

フウチョウの写真

　観光名所

セピック川流域地方の精霊堂
　ニューギニアのセピック川流域地方には、たくさんの精霊堂があり、屋根や破風、天井、柱などにはおびただしい絵画や彫刻などがほどこされている。
　写真は、妻壁にえがかれた壁画で、氏族の精霊グワルンズの顔をあらわす。
　精霊堂に出入りできるのは、秘密結社の構成員である成年男子のみである。
　もっとも重要な通過儀礼である成年式も、この建物を中心におこなわれる。

セピック川流域地方の精霊堂の写真。

　登録された世界遺産
世界遺産巡りより

・特になし

　この国に伝わる有名な昔話
福娘童話集より

・特になし