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ハンガリー Hungary
ヨーロッパの中東部にある共和国。
正式国名はハンガリー共和国。
ドナウ川の中流域に位置する内陸国で、スロバキア、ウクライナ、ルーマニア、セルビア、クロアチア、スロベニア、オーストリアと国境を接する。
国旗について
(国旗、位置図、国旗の由来)
♪国歌を聞く
国旗 位置図
国旗の由来
赤は血を、白は純潔を、緑は希望を表しています。
社会主義政権の時に入れられたハンマーと小麦の絵は、1956年の民主化の後に消されました。
基礎データー
(首都、面積、人口、言語・通貨・日本からの移動)
ブダペスト
9万3030km2
1007万5034人(2002年推計)
ハンガリー語
フォリント
成田〜ウィーン(オーストリア)〜ブダペスト
移動時間 13時間5分
国花と国鳥
国花
チューリップ
チューリップ Tulip ユリ科の春咲きの代表的な球根植物。
チューリップは中央アジアおよび中東地域が原産で、数千品種が庭園の花として広く栽培されている。
花茎はまっすぐにのび、葉脈の平行した幅広の長い葉をもち、茎の先端にカップ形の花を1個だけつける。
花は単色だが、色はさまざま。
変わり花チューリップとよばれるものは、アブラムシによって感染するウイルス性の病気のために色がまだらになっている。
庭植えチューリップは16世紀にコンスタンティノープル(現イスタンブール)からヨーロッパにつたわり、たちまち高い人気をえた。
花への関心が高まり、とくにオランダでは1634〜37年にかけてチューリップマニアとよばれる大流行があった。
チューリップへの投機がつづき、たった1つの球根に巨額の金が投じられた。
大勢の人々が破産したのち、政府が取り引きを規制したため危機はおさまった。
チューリップの栽培はオランダの重要な産業で、球根は今でもオランダの主要輸出品目である。
アメリカ合衆国ではミシガン州とワシントン州で商業的栽培がおこなわれている。
チューリップの写真
ノガン
ノガン(野雁) Bustard ノガン科の23種の鳥の総称。
ヨーロッパ、アフリカ、アジア、オーストラリアに分布する。
がっちりした体つきで首が長く、嘴(くちばし)はあつく、足は強く長い。
後ろの足ゆびはない。羽色は茶ないし灰色、黒い筋や斑紋(はんもん)のはいることが多い。
繁殖期には、オスの食道の一部がふくれてのど袋となる。
これを風船のようにふくらませ、求愛のディスプレーにつかう。
卵は1腹1〜5個で、メスだけが雛(ひな)をそだてる。
雑食性。
総称と同名でノガンとよばれる種は、飛翔(ひしょう)する鳥の中でも最大級で、翼をひらくと2.4m、体重は14.5kgにも達する。
かつてはヨーロッパの大部分でみられたが、乱獲のため数をへらしている。
速度はおそいながらも力強くとぶ鳥だが、危険がせまるとはしってにげることが多い。
ノガン類の多くはアフリカの熱帯地域に広く分布する。
小型のヒメノガンは地中海沿岸から中央アジアにまで分布を拡大している。
またノガンと同じく、とぶことのできる鳥の中では最大種のひとつであるアフリカオオノガンはアフリカ南部と東部に広く分布する。
一方、ヒマラヤの麓(ふもと)に点在して分布するベンガルショウノガンや、インド西部の特定の地域に限定されるインドショウノガンなど、アフリカ以外に分布するショウノガン類は、開発による生息環境の破壊により絶滅の危機にある。
ノガンの写真
登録された世界遺産
世界遺産巡りより
・ ドナウ河岸・ブダ城地区とアンドラーシ通りを含むブダペスト
・ ホローケー古村落とその周辺地区
・ パンノンハルマのベネディクト会修道院とその自然環境
・ ホルトバージ国立公園-プッツァ
・ ペーチ市にある初期キリスト教墓地遺跡(ソピアネ)
・ トカイ地方のワイン産地の歴史的文化的景観
・ アグテレック・カルストとスロバキア・カルストの洞窟群
この国に伝わる有名な昔話
福娘童話集より
白いウマ
・白いウマが、オオカミを退治しました。
二匹のよくばり子グマ
・どうわけよう? 腹ぺこの二匹の子グマの前に、チーズが一つ。
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