ブルガリア　Bulgaria

　ヨーロッパ南東部、バルカン半島東部にある共和国。
　正式国名はブルガリア共和国。
　ルーマニア、トルコ、ギリシャ、マケドニア、セルビア・モンテネグロのセルビアと国境を接し、東で黒海に面する。
　かつては王国だったが、1946年以降、共産党の一党体制がしかれ、ブルガリア人民共和国と称した。
　90年、複数政党制に移行、現在の国名に改称した。

　国旗について
(国旗、位置図、国旗の由来)

♪国歌を聞く

 

　　　　　　　　　　国旗　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　位置図

国旗の由来
　ロシアの国旗の影響を受けています。
　白は純潔と平和を、赤は愛国心を、緑は農業の豊かさを表しています。

　基礎データー
(首都、面積、人口、言語・通貨・日本からの移動)

首都　ソフィア
面積　11万994km2
人口　762万1337人(2002年推計)
言語　ブルガリア語
通貨　レフ　複数形はレバ

日本からの移動
成田〜パリ(フランス)〜ソフィア
移動時間 １６時間１０分

　国花と国鳥

国花
ダマスクスバラ
　バラ(薔薇)　Rose　
　バラ科バラ属の低木と蔓(つる)性植物の総称。
　バラ属の植物は茎や葉に棘(とげ)が多い。
　花は茎の先につき、花弁は一重咲きの5枚が基本だが、重弁のものもある。
　北半球の亜寒帯から熱帯の山地にかけて約200種の野生種が分布する。

　バラの栽培
　バラは良質の水はけのよい土壌であればどこでも栽培できる。
　変種によって、ほかよりも適合する特定の土壌や気候はあるが、ふつうは砂土より粘土質の土壌のほうがこのましく、気温は温暖なほうがつねに適している。
　そして、ほかの植物といっしょに植えないほうがよく生育する。
　肥料には堆肥(たいひ)などの有機肥料などをもちいる。
　この植物には一般に厳密な剪定がかかせないが、これは花の使用目的に応じておこなう必要がある。
　バラの変種の大部分は、種子や挿し木でふやした台木(木の下部)への芽接ぎによってそだてられる。
　バラにはひんぱんに殺虫剤や殺菌剤を噴霧する必要がある。

バラの写真

国鳥
特になし

　観光名所

アレクサンダル・ネフスキー大聖堂
　ブルガリアの首都ソフィアにある。
　1877〜78年のロシア・トルコ戦争に際して、ブルガリアの自由のためにオスマン帝国とたたかい戦死した20万のロシア兵をまつる。
　ネオ・ビザンティン様式で、1800年代末に建設された。
　現在では、博物館、美術館、コンサートホールとして使用されている。

アレクサンダル・ネフスキー大聖堂の写真。

　登録された世界遺産
世界遺産巡りより

・ ボヤナ教会
・ マダラの騎士像
・ カザンラックのトラキア人の墓地
・ イヴァノヴォの岩窟教会群
・ 古代都市ネセバル
・ リラ修道院 →　詳細(写真付き)　詳細(写真付き)
・ スレバルナ自然保護区
・ ピリン国立公園
・ スヴェシュタリのトラキア人の墳墓

　この国に伝わる有名な昔話
福娘童話集より

 パーベルじいさんの小石
・トカゲにもらった、ねがい事をかねえてくれる小石。

 翼をもらった月
・おじいさんとおばあさんが子どもにした、子ガモの正体は？

魔法の笛
・音色を聞くと踊り出す、魔法の笛のお話し。