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ベルギー Belgium
ヨーロッパ北西部にある立憲君主国。
正式国名はベルギー王国。
北西部は北海に面している。
オランダ、ルクセンブルクとともに共同体ベネルクスを構成している。
国旗について
(国旗、位置図、国旗の由来)
♪国歌を聞く
国旗 位置図
国旗の由来
国旗は「黒地に赤い舌を出した黄色いライオン」と言う王家の紋章に由来しています。
黒は力を、黄色は円熟を、赤は勝利を表しています。
基礎データー
(首都、面積、人口、言語・通貨・日本からの移動)
ブリュッセル
3万528km2
1028万9088人(2003年推計)
北部がオランダ語、南部がフランス語
ユーロ
成田〜コペンハーゲン(デンマーク)〜ブリュッセル
移動時間 13時間
国花と国鳥
国花
チューリップ
チューリップ Tulip
ユリ科の春咲きの代表的な球根植物。
チューリップは中央アジアおよび中東地域が原産で、数千品種が庭園の花として広く栽培されている。
花茎はまっすぐにのび、葉脈の平行した幅広の長い葉をもち、茎の先端にカップ形の花を1個だけつける。
花は単色だが、色はさまざま。変わり花チューリップとよばれるものは、アブラムシによって感染するウイルス性の病気のために色がまだらになっている。
庭植えチューリップは16世紀にコンスタンティノープル(現イスタンブール)からヨーロッパにつたわり、たちまち高い人気をえた。
花への関心が高まり、とくにオランダでは1634〜37年にかけてチューリップマニアとよばれる大流行があった。
チューリップへの投機がつづき、たった1つの球根に巨額の金が投じられた。
大勢の人々が破産したのち、政府が取り引きを規制したため危機はおさまった。
チューリップの栽培はオランダの重要な産業で、球根は今でもオランダの主要輸出品目である。
アメリカ合衆国ではミシガン州とワシントン州で商業的栽培がおこなわれている。
チューリップの写真。
チョウゲンボウ
チョウゲンボウ(長元坊) Kestrel
タカ目ハヤブサ科の鳥で、オスの全長約33cm、メスは少し大きく約38cm、ハトほどの大きさである。
平地や低山にすみ、ハヤブサの仲間ではもっともみかける機会が多い。
オスは頭頂から上面が灰色、尾羽は長く灰色で先端には黒帯がはいる。
メスの尾羽は茶褐色で黒の横帯がはいる。
繁殖地は、本州の中部および北部のかぎられた地域で、高い崖(がけ)などで集団営巣している。
しかし近年では、都市近郊の建物や橋梁などに巣をつくる個体もでてきている。
冬には全国の農耕地や草原、河原などで、スズメなどの小鳥やネズミ、大型昆虫などを捕食してくらす。
杭(くい)の上など、割合めだつ場所にとまっていることが多い。
獲物をとらえるときには、まっすぐ突進したり、空中の一点でホバリングをしながら、ねらいをさだめて急降下をしたり、低空を滑空し急上昇しておそいかかるなど、多彩な方法をもちいる。
そのため鷹(たか)狩りなどにもつかわれることがあったらしい。
冬の草原や河原で、「キィキィ」とないたり、コアジサシのようにひらひらとんでいる鳥がいたらチョウゲンボウの可能性がある。
チョウゲンボウの写真。
登録された世界遺産
世界遺産巡りより
・ ブルッヘ → 詳細(写真付き)
・ フランドル地方のベギン会修道院
・ 中央運河にかかる4機の水力式リフトとその周辺のラ・ルヴィエールとル・ルー(エノー)
・ ブリュッセルのグラン-プラス → 詳細(写真付き)
・ フランドル地方とワロン地方の鐘楼群
・ ブリュージュの歴史地区
・ 建築家ヴィクトール・オルタによる主な邸宅群(ブリュッセル)
・ スピエンヌの新石器時代の火打石の鉱山発掘地(モンス市)
・ トゥルネーのノートル・ダム大聖堂
この国に伝わる有名な昔話
福娘童話集より
・特になし
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