| 
      | 
     
        3年生のイソップ童話(どうわ) 
         
          
         
        キツネとブドウのふさ 
      
      「おなかがすいたよう」 
  と、キツネが森の中を歩いていました。 
   すると、おいしそうなブドウがブドウだなから、たくさんぶら下がっていました。  
   キツネは、なんとかして取(と)ってやろうと思いました。  
   でも、ブドウ棚(たな)は高くて、どうしても手がとどきません。 
   キツネは、  
  「あのブドウは、まだ、すっぱいのさ」 
  と、ひとりごとをいって、どこかへいってしまいました。 
   
   人間にも、このキツネのように、自分の力がたりなくてできないことを、負け惜(まけお)しみでごまかす人はいますね。  
      おしまい 
        
       
         
         
        
      
  | 
      | 
     |