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だんな・こぞうとは?
 だんなとは、職人(しょくにん)または商人(しょうにん)の従業員(じゅうぎょういん)が主人(しゅじん)をさす言葉(ことば)です。
   こぞうとは、十歳(10さい)前後(ぜんご)で職人(しょくにん)または商人(しょうにん)の家(いえ)に住み込(すみこ)みで働(はたら)く年少者(ねんしょうしゃ)のことで、掃除(そうじ)から買い物(かいもの)まで、何(なん)でもこなす雑用係(ざつようがかり)です。
   こぞうの衣食住(いしょくじゅう)はだんな持(も)ちですが、正月(しょうがつ)とお盆以外(ぼんいがい)は毎日(まいにち)働(はたら)いていたそうです。 
  
   「だんな」と「こぞう」の登場(とうじょう)する、主(おも)な民話(みんわ)。
  
  ・炭(すみ)やき長者(ちょうじゃ)
  ・花(はな)散(ち)る下(した)の墓(はか)
  ・長(なが)すぎたわらぞうり
  ・テングの面(めん)と娘(むすめ)さん
・からいもと盗人(ぬすっと)