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けちとは?
 けちとは、金品(きんぴん)を必要以上(ひつよういじょう)に惜(お)しむことで、物(もの)を大切(たいせつ)にする倹約家(けんやくか)は、けちとはいいません。
   江戸時代(えどじだい)は今(いま)よりも貧富(ひんぷ)の差(さ)がはげしかったので、貧(まず)しい人(ひと)は倹約(けんやく)に励(はげ)んでいましたが、「宵越(よいご)しの金(かね)は持(も)たない」江戸っ子(えどっこ)は、それをけちと言(い)って馬鹿(ばか)にしていました。
  
   けちが登場(とうじょう)する、主(おも)な民話(みんわ)。
  
  ・もちのなる木(き)
  ・炭(すみ)やき長者(ちょうじゃ)
  ・食(く)わず女房(にょうぼう)
・虫歯(むしば)になったけちんぼう