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福娘童話集 > アニメかみしばい お百姓と、凍えたヘビ
お百姓と、凍えたヘビ
お百姓と、凍えたヘビ
寒い冬の日に、お百姓がコチコチに凍えたヘビを見つけました。
「おう、おう、かわいそうに」
と、お百姓はヘビを拾って、自分のふところに入れて暖めてやりました。
すっかり暖まったヘビは、元気になったとたんにヘビの正体を現して、この恩人にガブリと噛みついて殺してしまいました。
死にぎわにお百姓は、こう叫びました。
「仕方がない、悪人になさけをかけてやったわたしがバカだった」
このお話しは、汚い.心は、どんなに人からやさしくしてもらっても治らないと言う事をしめしています。
おしまい
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