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インディアン
 インディアンは南北アメリカに昔からいた先住住民で、北アメリカではアメリカ・インディアン、ラテンアメリカではインディオとよばれてきました。
   15世紀末〜16世紀、すなわちコロンブスがカリブ海に到着したころ、南北アメリカの陸地にはインディアンを含めるアメリカ先住住民は9000万以上いたと推定されています。
   そのうち今のアメリカ合衆国とカナダがある北アメリカには、およそ1000万人が住んでいたといわれていますが、ヨーロッパ人と接触するや、戦争、飢餓、強制労働、新しい伝染病などのために、先住民の人口は激減しました。
  
 アメリカ先住住民の体つきは日本人も含むモンゴロイド系の人々によく似ており、アジアのホモ・サピエンスが氷河期のベーリング海峡をこえて北アメリカに移住し、アメリカ先住民となったことをしめしています。
 明るい褐色の皮膚、茶色の目、黒くまっすぐな毛髪などは、モンゴロイドの特徴です。
 
また、イラストにもありますように、インディアンはタバコ好きで有名で、福娘童話集に出てくるお話にも、タバコにまつわる昔話があります。
 インディアンの登場する、主な世界昔話。
・青い山からきたタバコ
・オオカミになった弟
・パイプをもらったクジラ