お薬童話

はじめに

 みなさんはあまり意識していないでしょうが、お話しにはすごい力があります。

 笑い話では、アハハと大笑い。
 怖い話では、怖さにブルブルとふるえ。
 悲しい話では、ポロリと涙をこぼし。
 恋の話では、胸がドキドキ。
 感動話では、思わず心がジーンとします。

 この効果を上手に利用して、病気の症状を改善するのが、「病気の時に読む お薬童話」なのです。


お薬童話に掲載されているお話しについて

 お薬童話に掲載されているお話しは、基本的に次のようなお話しです。

・「笑い話」
・「怖い話」
・「とんち話」
・「感動話」
・「悲しい話」
・「恋の話」
・「恩返し話」
・「不思議話」
・「プロの読み手による朗読付きの話」

 そしてそれぞれのお話しには、以下のような病気の症状を改善する効果があります。

笑い話には
・強いストレス発散効果。
・笑うと筋肉の緊張がほぐれて血行がよくなり、新陳代謝が活発になるため、病気に対する対抗力が増加します。
・痛みをやわらげる鎮痛効果。
・思い出し笑いなどによる、効果の持続性。

感動話には
・ストレス発散。
・感動し気持ちを高める事で、自律神経を刺激します。
・涙を流すことにより、ストレス物質を涙として排出します。
・気持ちが前向きになり、今まで以上にホルモンの分泌が活発になります。

恩返し話には
・感動し気持ちを高める事で、自律神経を刺激します。
・涙を流すことにより、ストレス物質を涙として排出します。

怖い話には
・自律神経を強く刺激することにより、精神の失調を整えます。

恋の話には
・男性、女性ホルモンの分泌を増加させ、ホルモンバランスを整えます。
・ホルモン分泌が活性化することにより、若返り、美肌などの効果があります。

とんち話には
・脳に刺激を与え、脳が活性化することにより、ストレスを受けても脳で処理できるようになります。
・考える力や応用力が向上し、学力向上。

悲しい話には
・涙を流すことにより、ストレス物質を涙として排出します。

不思議話には
・想像力、考える力をやしないます。
・脳が刺激されるので、ストレスを受けても、脳で処理できるようになります。

プロの読み手による朗読には
・声にはいやし効果があるため、目で読む以上にストレスを発散できます。
・寝ながらリラックスして聞けるため、不眠の解消。

 それらを総合して、お薬童話では基本的に以下の症状に対して次のようなお話しを選びました。

・風邪 笑い話、怖い話、恩返し話
・頭痛 笑い話、怖い話、恩返し話
・腹痛 笑い話、怖い話、不思議な話
・夜泣き、おねしょ 笑い話、不思議な話、とんち話
・アレルギー 怖い話、感動話、悲しい話
・げり、便秘 笑い話、怖い話、恩返し
・鎮痛 笑い話、怖い話、不思議な話
・ストレス 笑い話、感動話、恩返し話
・不眠 笑い話、不思議な話、朗読
・ヒステリー 笑い話、感動話、悲しい話
・疲労 笑い話、怖い話、感動話
・健康維持、頭が良くなる とんち話、怖い話、感動話
・はだあれ 怖い話、恋の話、不思議な話
・更年期障害 怖い話、感動話、恋の話、悲しい話

 また症状によって上記の項目に該当しなくとも、お薬童話に入れているお話しがあります。

 例えば

・腹痛には、消化の良いおかゆが食べたくなるように、おかゆのお話しの「おいしいおかゆ
・風邪には、水分補給が出来て体が温まるスープが飲みたくなるように、お話しにスープが出てくる「家の精
・げり、便秘には、お通じを良くするマメを食べたくなるように、マメの出てくるお話しの「ワラと炭とマメ


 反対に、上記の項目に該当しており、しかもとてもよいお話しなのですが、病気の症状を意識させる様なお話しは入れておりません。

 例えば

・風邪を意識させる「鼻水小僧」
・体のコンプレックスを意識させる「親指小僧」 「こぶとりじいさん」 など。

服用方法・服用時間・服用回数

 お薬童話は、1日あたり3話のお話しを用意しています。
 服用時間や服用量は特に決まっていませんので、空いた時間に、退屈しない程度の量(お話し)を服用して下さい。

 ※ 小さなお子様に与える場合は、お昼寝や夜の就寝前に、お子様があきない程度に読み聞かせてあげてください。


その他

 ※ お薬童話は、病院でもらったお薬や市販のお薬と併用しても、副作用はありません。

 ※ お薬童話では、各症状の「○○についての説明と「ツボ療法」や「料理薬」の紹介」で紹介しています、「ツボ療法」と「料理薬」をあわせて併用すると効果的です。

 ※ 3話以上のお話を1度に服用しても大丈夫ですので、まだお話しを服用したい場合は、福娘童話集から好きなお話を好きなだけ服用して下さい。 


 サイト管理者 福娘

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