2024年5月6日の新作昔話
イラスト 02 (イラストタッチでイラスト大)無断転載禁止 大きくて立派なモミの木が、足元のイバラを見下して言いました。 イラスト 03 (イラストタッチでイラスト大)無断転載禁止 「おほん。わたしは世の中の色々に役に立つ。 イラスト 04 (イラストタッチでイラスト大)無断転載禁止 イラスト 05 (イラストタッチでイラスト大)無断転載禁止 例えば、神殿の屋根や大きな船を作ったり。 イラスト 06 (イラストタッチでイラスト大)無断転載禁止 全く、偉大なモミの木さまだ。 イラスト 07 (イラストタッチでイラスト大)無断転載禁止 イラスト 08 (イラストタッチでイラスト大)無断転載禁止 私の足元に生えているお前は、全身がトゲトゲで、みんなから嫌われているイバラだな。 イラスト 09 (イラストタッチでイラスト大)無断転載禁止 「確かに、私には何の取り柄もありません。でも・・・」 イラスト 10 (イラストタッチでイラスト大)無断転載禁止 「・・・でも、なんだ?」 イラスト 11 (イラストタッチでイラスト大)無断転載禁止 オノを持った木こりがやって来ましたよ。 イラスト 12 (イラストタッチでイラスト大)無断転載禁止 イラスト 13 (イラストタッチでイラスト大)無断転載禁止 いや、私はトゲトゲの嫌われ者ですから、きっと、あなたに用でしょう。 イラスト 14 (イラストタッチでイラスト大)無断転載禁止 風もないのに急に震え出したりして」 イラスト 15 (イラストタッチでイラスト大)無断転載禁止 人から、ちやほやされるからと言って、得意になってはいけません。 おしまい |
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