福娘童話集 > イソップ童話 > その他のイソップ童話 > トンビとハクチョウ
第 57話

トンビとハクチョウ
イソップ童話 → イソップ童話とは?
※本作品は、読者からの投稿作品です。 投稿希望は、メールをお送りください。→連絡先
投稿者 : 神栖星花研究所 「神栖星花研究所」
むかしトンビたちは、ハクチョウと同じ様に美しい声を持っていました。
しかしウマのいななきを格好良いと思ったトンビは、ウマのいななきを真似しました。
そしてウマの真似ばかりしていたので、やがて自分の声を忘れてしまいました。
ウマとトンビの声が似ているのは、この様な理由です。
何かを望むあまり、今持っている天恵を失うことがあります。
おしまい

|