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7月8日のイソップ童話
ニワトリとシャコ
ニワトリをかっている男が、よくなれたシャコ(→詳細)を売っているのを見て、ニワトリといっしょにかおうと思って、かってかえりました。
ところが、ニワトリたちはみんなでシャコをいじめて追い回します。
シャコは、「ぼくだけが毛色のちがうよそ者だから、こんなにみんなにきらわれるのだ」と思い、悲しくてたまりませんでした。
しかし、その後まもなく、シャコはニワトリたちがなかまどうしでケンカをして、血だらけになるまでやめないのを見たのです。
そこで、シャコは考えなおしました。
「もう、ぼくはニワトリにいじめられても悲しくないぞ。だって、連中はなかまどうしでも、こんなにひどいことをするのだから」
らんぼうものにいじめられても、あまり気にしない方がよいでしょう。
おしまい