小学生童話 日本昔話の用語集
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亡霊(ぼうれい)

亡霊

 人間(にんげん)の魂(たましい)や霊(れい)が、この世(よ)に形(かたち)をとってあらわれた姿(すがた)で、一般(いっぱん)には心残(こころのこ)りや恨(うら)みをのこして死(し)んだ人(ひと)の霊(れい)が死者(ししゃ)の生前(せいぜん)の姿(すがた)をとったものです。
 幽霊(ゆうれい)とよく似(に)ていますが、幽霊(ゆうれい)よりも、より怨念(おんねん→うらみ)が強(つよ)いとされ、 幽霊(ゆうれい)は説得(せっとく)すれば成仏(じょうぶつ)してくれる場合(ばあい)が多(おお)いですが、亡霊(ぼうれい)は怨念(おんねん)が強(つよ)すぎて、自分(じぶん)がなぜこの世(よ)にあらわれるのかも理解(りかい)していないのが普通(ふつう)です。

 亡霊(ぼうれい)が登場(とうじょう)する、主(おも)な昔話(むかしばなし)

(みみ)なし芳一(ほういち)

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