小学生童話 江戸小話の用語集
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ふぐとは?

ふぐとは?

 ふぐは、フグ科(か)とその近縁(きんえん)の硬骨魚(こうこつぎょ)の総称(そうしょう)で、多(おお)くは体(からだ)は肥(ふと)り、背(せ)びれは小(ちい)さく、歯(は)は板状(いたじょう)で鋭(するど)く、自分(じぶん)に攻撃(こうげき)されると、腹部(ふくぶ)を膨(ふく)らまして、パンパンになります。
 肉(にく)は淡泊(たんぱく)で美味(びみ)で、冬(ふゆ)が旬(しゅん)ですが、内臓(ないぞう)などには猛毒(もうどく)を持(も)つものが多(おお)くいます。
 ふぐは別名(べつめい)、鉄砲(てっぽう)と言(い)われ、毒(どく)に当(あ)たれば死(し)ぬことから来(き)ています。
 今(いま)では、ふぐを料理(りょうり)するのは免許(めんきょ)が必要(ひつよう)で、そんな免許(めんきょ)のなかった江戸時代(えどじだい)は、ふぐの毒(どく)で多(おお)くの人(ひと)が死(し)んだといわれています。

 ふぐの登場(とうじょう)する、主(おも)な小話(こばなし)

ふぐ汁(じる)

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