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三味線(しゃみせん)とは？

　三味線(しゃみせん)は日本(にほん)の弦楽器(げんがっき)で、さおは長(なが)さ3尺(しゃく)2寸(すん)(約(やく)97ｾﾝﾁ)前後(ぜんご)のものが標準的(ひょうじゅんてき)で、胴(どう)は少(すこ)し膨(ふく)らみのある四角形(しかくけい)、両面(りょうめん)にネコやイヌの皮(かわ)を張(は)ります。
　弦(げん)は三弦(さんげん)で、一(いち)の糸(いと)は太(ふと)くて低(ひく)い音(おと)、三(さん)の糸(いと)は細(ほそ)くて高(たか)い音(おと)、二(に)の糸(いと)はその中間(ちゅうかん)です。
　起源(きげん)は中国(ちゅうごく)の三弦(さんげん)とされ、永禄(えいろく)(1558〜1570)年間(ねんかん)に琉球(りゅうきゅう)から泉州堺(せんしゅうさかい)に伝来(でんらい)した蛇皮(へびかわ)を張(は)ったものを改造(かいぞう)し、耳(みみ)なし芳一(ほういち)で有名(ゆうめい)な琵琶法師(びわほうし)が広(ひろ)めたと言(い)われています。

　三味線(しゃみせん)が登場(とうじょう)する、主(おも)な昔話(むかしばなし)。

・ネコのおけさ節(ぶし)