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助太刀(すけだち)とは?
助太刀(すけだち)とは、仇討(あだう)ちや果(はて)し合(あ)いなどに助勢(じょせい)をすること、また、一般(いっぱん)に加勢(かせい)をすることや、その加勢(かせい)する人(ひと)をさす言葉(ことば)です。
女性(じょせい)や子(こ)どもなど、非力(ひりき)な者(もの)が敵討(かたきう)ちをするときに、助太刀(すけだち)を頼(たの)んでいたそうです。
普通(ふつう)に考(かんが)えると、人(ひと)の力(ちから)をかりて仇討(あだう)ちをするのはひきょうな気(き)もしますが、日本(にほん)では助太刀(すけだち)は美徳(びとく)とされていて、助太刀(すけだち)する人(ひと)も自分(じぶん)の命(いのち)をかけるので、決(けっ)してひきょうな事(こと)ではなかったそうです。
助太刀(すけだち)の登場(とうじょう)する、主(おも)な民話(みんわ)。
・なますの好(す)きな侍(さむらい)