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コッローディ

　カルロ・コッローディ(1826〜1890)は、イタリアのフィレンツェの生(う)まれの作家(さっか)で、その代表作(だいひょうさく)『ピノッキオの冒険(ぼうけん)』で世界的(せかいてき)に知(し)られています。
　彼(かれ)のペンネーム「コッローディ」は、ルッカとピストイアの間(あいだ)にある、彼(かれ)の母親(ははおや)アンジェラ・オルツァーリの故郷(こきょう)でもあるルッカ県(けん)の農村(のうそん)の名前(なまえ)「コッローディ」からとられたもので、彼自身(かれじしん)も子(こ)ども時代(じだい)の大半(たいはん)を過(す)ごした土地(とち)でもあります。
　彼(かれ)はそこで小中学校(しょうちゅうがっこう)に通(かよ)い、コッレ・ヴァル・デルザの神学校(しんがっこう)に進学(しんがく)するため村(むら)を出(で)ますが、退学(たいがく)し、1843年(ねん)、スコローピ修道会(しゅうどうかい)の学校(がっこう)を卒業(そつぎょう)。
　1847年(ねん)以降(いこう)、雑誌(ざっし)への寄稿(きこう)など、作家(さっか)としての活動(かつどう)を始(はじ)めます。
　1881年(ねん)、『子(こ)ども新聞(しんぶん)』に最初(さいしょ)の一部(いちぶ)を連載(れんさい)した『ピノッキオの冒険(ぼうけん)』が、ピノッキオの始(はじ)まりです。

　小学生童話(しょうがくせいどうわ)の中(なか)で掲載(けいさい)されている作品(さくひん)。

・ピノッキオ(ピノキオ)