水車・風車

水車・風車

 水車とは、水のもつエネルギーで羽根車などをまわし、機械的な動力をえる回転型の原動力機のことです。
 水車の起源は古く、すでに紀元前から種々の型の水車がつくられて利用されてきました。
 正確な起源は不明ですが、最初は西アジアで穀物を粉にする石臼(いしうす)をまわすために水車が考えだされ、これがヨーロッパにつたわり、中世に発達したといわれています。
 風車とは、風をエネルギー源として利用する機械装置で、軸に放射状にとりつけた翼または帆で風の力をうけ、その軸を回転させることによりエネルギーをとりだします。
 風車という言葉は、英語では単に風のエネルギーを機械エネルギーに変換するものをwind wheelといい、穀物をひいたり、発電したりする機械が回転軸につながっている場合にはwind millといいます。

 風車・水車の登場する、主な世界昔話。

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