6月6日のイソップ童話
イノシシとキツネ
イノシシが木のそばにすわって、せっせとキバをといでいました。
それを見たキツネが、ふしぎそうにたずねました。
「猟師に追いかけられているわけでも、きけんなわけでもないのに、どうしてキバをといでいるのですか?」
「たしかに、いまはきけんではないので、キバをとがなくても大丈夫。しかし、きけんなことがおそいかかってきたときには、キバをといでいるひまはないだろう。めんどうでも、こうしてキバをといでおけば、いますぐにきけんがきても、だいじょうぶなんだよ」
このお話しは、あぶない目にあう前に、日頃からしっかりとそなえておくことが大切だとおしえています。
おしまい
きょうの「366日への旅」
記念日検索
きょうは何の日?
誕生花検索
きょうの誕生花
誕生日検索
きょうの誕生日
福娘童話集
きょうの日本昔話
福娘童話集
きょうの世界昔話
福娘童話集
きょうの小話