きょうのイソップ童話
童話集 > イソップ > 7月

7月23日のイソップ童話

太陽とカエル

太陽とカエル

 ある夏の日に、太陽が結婚式をあげたいというので、動物たちがお祝いをしていました。
 カエルたちまでが、
「めでたい、めでたい」
と、うかれていました。
 そのとき、一匹のカエルがなかまにむかってさけびました。
「みんな、いったいなにを考えているんだ。なにがめでたいんだ。太陽がひとりだけでも沼という沼が干あがってしまうのに、太陽がお嫁さんをもらって、子どもがうまれてみろ、どんなことになるかわからないのか」

 よく考えてみれば、自分にはよくない事なのに、みんなが賛成するから自分も賛成するような人に、このお話しを聞かせてあげましょう。

おしまい

きょうの「366日への旅」
記念日検索
きょうは何の日?
誕生花検索
きょうの誕生花
誕生日検索
きょうの誕生日
福娘童話集
きょうの日本昔話
福娘童話集
きょうの世界昔話
福娘童話集
きょうの小話

今月一覧へ トップへ