きょうの江戸小話
童話集 > 小話 > 4月

4月7日の小話

あごとかかと

あごとかかと

 ふたりの男が、つまらぬことで、けんかをはじめました。
「なにお・・・」
「このやろう」
 ふたりとも刀をぬいてきりあい、ひとりはあごをきりおとされ、ひとりは足のかかとをきりおとされました。
「まあまあ、どういうわけかは知らぬが、きりあいなんぞ、やめてください」
と、年よりがとめに入って、ようやくふたりはおさまり、たがいに、きりおとされたものをひろって帰りました。
 ふたりは、それぞれ医者にかよってちりょうすると、きりおとされたものはみごとにくっついて、もとのようになおりました。
 ところが、ふしぎなことに、ひとりのかかとからは、ひげがはえ、もうひとりのあごには、冬になると、あかぎれがきれるということです。

おしまい

きょうの「366日への旅」
記念日検索
きょうは何の日?
誕生花検索
きょうの誕生花
誕生日検索
きょうの誕生日
福娘童話集
きょうの世界昔話
福娘童話集
きょうの日本昔話
福娘童話集
きょうのイソップ童話

今月一覧へ トップへ